『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

こんこん、と理事長室の扉を叩く。


「はーい、どうぞ」

「「失礼します」」


中から返事がしたので、私といずは中に入る。

理事長室は広く、何十人もの人が入れそうなほどだった。

なんでこんなに落ち着いている話し方なのかというと……まぁ、いつもの話し方だと見た目に合わないからね。


「君たちは……あぁ、依頼受けた人かな?」

「はい。白月(しらつき) 蒼衣(あおい)と申します」

白月(しらつき) 紫乃(しの)と申します」


偽名なんているなんている? って思う人もいるよね?

理由は簡単。

優影一族は、簡単に本名を教えてはいけないのだ。


「僕は鈴木(すずき) 兎羽(とわ)、一応優影一族の一人だよ。血は薄いんだけどね。あ、それは変装かな?」

「はい、変装取りますね」

「……え、その顔……本家の人が来てくれたの? どうしよう……なにか出した方がいいですか?」

「何も出さなくていいですよ」