『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

『しの、こっち』

『うん、わかった』


蒼に声をかけられて、蒼のところに向かう。

これからはうまく体力がない風に『演技』をしないといけないし……気合いを入れないと。

手を軽くぎゅっと握って、気合いを入れる。

蒼も玲央君を警戒して、いつも以上に気を使ってるみたいだ。


「じゃ、各自好きに練習始めろよー」

「「「「「はーい」」」」」

「「はい」」


先生の合図で、練習が始まる。

私と蒼は、さっそく二人三脚の場所に行って、一緒に練習を始めた。

足を紐で結んで、歩き始める。

そのまま慣れてきたら、ちょっとずつペースをあげていく。

……お休みの日に練習してなかったから不安だったけど、鈍ってないみたいでよかった。

ちょっと安心しながら、『いっちに、いっちに』と進んでいく。

そのまましばらく練習していると、蒼が『念話』で話しかけてくる。