『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

『……ふん。せいぜい見た目に騙されてろ』

『え? ど、どうしたの?』

『なんでもないよ』


いつもと違って冷たい口調に、驚いて問いかける。

蒼はすぐにいつも通りに戻って、返事をしてくれた。

う〜ん……どうしちゃったんだろう。

……まぁいいや、とりあえず気になったくろししは後で調べようっと。

そう決めていると、教室に着いたみたいだった。

蒼と一緒に、教室の中に入る。

中にいた人たちは、私と蒼のことをチラリと見ると、すぐに興味がなくなったように目を逸らした。

そんなクラスの人たちのことを無視して、私と蒼は席に座る。

そのまま荷物を片付けていると、蒼が『念話』で聞いてくる。


『そういえば、どんな情報を教えたんだ?』

『え〜っと、そうだね……探し物とか、探してる人のいる場所とかかな?』

『なるほど』


蒼は興味深そうに、『念話』でうなずく。

探し物を探したいって人は、お休みの日に来た。

学園で物を無くしちゃったみたいで、探してるうちに情報屋部屋に入ったんだって言ってた。

場所を教えたらすぐに向かっていったし、見つかってるといいなぁ。

そう思い返していると、ふと気になった。