『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

あの不思議なドキドキから四日が経って、玲央君を見ても平常心が保てるようになった……と思う。

お休みの日も学園に行って、なぜか情報屋部屋にいる玲央君と話しても、普通でいられた。

というか、なんで玲央君はお休みの日も情報屋部屋にいたのかな……

私と蒼は例外として、お休みの日に学園に来る人がいるなんて、びっくりだ。

驚いて、一瞬『演技』が消えちゃった……

……まぁちょっとだし、大丈夫かな?


「しの、早く行くよ」

「あっ、うん! わかった!」


ちょっと心配になっていると、準備を終えた蒼が話しかけてきたので、急いで鞄を持つ。

そのまま〈顔隠し眼鏡〉をつけて、変装をオンにする。

変装にももう慣れてきたので、忘れることもなくなってきた。

靴を履くと、蒼が扉を開けて待ってくれてる。


「ありがと!」

『どういたしまして。それより、もう外だから『念話』で話そうぜ』

『あっ、そうだね!』


慌てて念話に切り替えて、返事をする。

……慣れてきたと思ったけど、まだまだだった。

私はちょっと落ち込む。

そんな私に、蒼が『念話』で話しかけてくる。