『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「あの……七不思議、広めておきますね」

「ほんと!? やった〜!」

「それじゃあ……失礼しました」


そう言って、女の子は外に繋がる扉から出ていった。

私はそれを見送ると、機嫌よく椅子に座る。

この調子で広まってくれると嬉しいなぁ。

そんなことを考えながら『感覚共有』を使う。

この『スキル』は、対象と感覚を共有できるスキルだ。

今回は『人形操り』で操っている人形の視界を共有した。

さっきの女の子の様子を見ようと思ったけど……あっ、見えてきた!

場所は……体育館裏に向かってるのかな?

玲央君に会いにいってるのかも。

そう考えていると、寝ている玲央君が見えてきた。

……ってあれ、急に起きあがって女の子の方を見た。

人の気配に敏感なのかな……?

私は『感覚共有』をしながら考える。

すると、女の子が口を開いた。

……あ、音は『感覚共有』してないから聞こえないんだった。

急いで聴覚も『感覚共有』する。

すると、女の子の声が聞こえてきた。