『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

女の子は怪しむように、こっちをみる。

……信じてないし、なんか変な人って思われてる気がする。

ちょっとむぅとしながら、自己紹介する。


「ボク、セーブルって言うんだ! 七不思議の七番目を担当してるよ!」

「えっ、七不思議……?」

「そう! 最近この学園に来たんだ! これ、他の七不思議! あげるから、広めてね!」


戸惑っている女の子に、七不思議を書いた紙を渡す。

ぜひ、広めて欲しいなぁ。

思ったよりお客さんが来なかったんだよね……

待つだけだとダメだと思うし、自分から行動しないと。

そう考えて、七不思議の種類を書いた紙をたくさん用意しといたんだよね!

女の子は紙を恐る恐る受け取って、目を通す。


「わかった? 広めてね! お願い!」

「あっ、はい……」


女の子は紙をじっと見つめたまま頷く。

……ちゃんと広めてくれるか不安だなぁ。

でも強制はできないし……願うしかないね。

心の中でそう願っていると、女の子が恐る恐ると言ったふうに口を開く。