_________……


「……ユニット?!」

「そう、『LU』って言えば分かるかな?」

「もしかして!」

「そうだよ?4人体制でLUの活動をしてもらいたい」

「あの、待ってください。4人ではなく有貴と私でユニットを組みたいです!」

「最初から、そのつもりだよ」

「騙したんですか?」

「試したんだよ。2人の心は確かなのかな?ってでも、2人の愛は本当で良かった!
2人ともこれ以上に仲良くね!宜しくね」

「「はいっ!!宜しく御願い致します!!」」

「今日からレッスン開始だよ!励んで」

「「はい!」」


こうして、2人の活動が始まった。

2人の活動名は、ー凛ーと決まった。


🌈


アイドルになるためのレッスンは、それはとても厳しかった。

俺と真凜は、息がきれている。

「_______今日は、ここまで!お疲れ」

先生は、その場を後にした。

真凜は、窓を見て休んでいた。

俺は、床に座って休憩中。

その時、真凜が声を出した。


「ねぇ!有貴来て!」

「ん?なんだよ、真凜」

俺は、真凜の近くに寄る。

「?!」

「レスイのポスター!」

「……」

「ここって、なに!本当幸せ( ´˘` )」

「あぁ、そうだな」

俺は、レスイが嫌いだ。

目標を立てないとステージに立てないのかよ。

あの時俺は、……見損なった。

大きなライブを成功させて_____休止した。

そんな、歌い手を推したりしない。

その事は、真凜。お前には言えない。

口が裂けても言えねぇよ……

イスイを見ているキラキラとした目を見たらな。


「真凜、帰ろうか」

「でも……」


ガチャ。

「有貴さん、真凜さん。お疲れ様です。寮に行きますよ」

「寮?」

「Sevennine寮に」

「「はい!!」」


俺たちは、荷物を整えてマネージャーの後を追った。

「マネージャー」

「どうしました?有貴さん」

「Sevennineのマネージャーをしながら俺たちのマネージャーをするなんて……大丈夫なんですか?」

「大丈夫です!心配してくれてありがとう」


そのあとは、車でSevennine寮へと向かった。





ここから始まる俺たちのステージ、見ててくれよな!



だが、俺の体はどんどん蝕んで行っていることに気づかなかった_________……