ヴァンパイアのKiss

「アイツが血を吸われるのは嫌だって言ったから、話せなかった。」



光はハアッとため息を吐き出した。



「お前なぁ。
さっさとしないと奈緒ちゃんも危ないんだぞ?」



その言葉が突き刺さる。



「雷翔、奈緒ちゃんが好きなんだね。」



父さんの優しい声に、思わず顔を上げる。