「あ、好きな種類のやつだ。え、いいんですかもらっても?どうして?」
「えっと…間違って買っちゃって、でも私チョコ苦手だから!クラスメイトには恥ずかしくてこんなこと言えなくて…」
苦し紛れの言い訳をしながら、こんな自分が嫌になる。
気合いを入れるのも恥ずかしくて手作りじゃないコンビニの本命チョコ、素直に好きだからと言えない臆病さ。
いつまで経ってもたった一歩を踏み出す勇気が出ないんだ。
「はは、ドジなんですね。ありがとうございます」
小山内くんが無邪気に笑い、じゃあ、と軽く片手を上げて行ってしまった。
たった数分話しただけなのに、身体中が熱くて、もっと伝えたいことがあったはずなのに何一つ言葉として出てこなかった。
いつの間にか、私の中で小山内くんという存在が大きくなっていて、出会った時よりも好きの気持ちが増していた。
だから小山内くんも、少しくらい私を気にしてくれればいい。そう願った。
「えっと…間違って買っちゃって、でも私チョコ苦手だから!クラスメイトには恥ずかしくてこんなこと言えなくて…」
苦し紛れの言い訳をしながら、こんな自分が嫌になる。
気合いを入れるのも恥ずかしくて手作りじゃないコンビニの本命チョコ、素直に好きだからと言えない臆病さ。
いつまで経ってもたった一歩を踏み出す勇気が出ないんだ。
「はは、ドジなんですね。ありがとうございます」
小山内くんが無邪気に笑い、じゃあ、と軽く片手を上げて行ってしまった。
たった数分話しただけなのに、身体中が熱くて、もっと伝えたいことがあったはずなのに何一つ言葉として出てこなかった。
いつの間にか、私の中で小山内くんという存在が大きくなっていて、出会った時よりも好きの気持ちが増していた。
だから小山内くんも、少しくらい私を気にしてくれればいい。そう願った。

