君の好きな人になりたかっただけ 〜報われない片想い〜

–––「教師と生徒だしありえないか」


–––「その軽い気持ちが先生に迷惑をかけちゃうんだからね」



そんなのわかっている。


そもそも夏目先生は全く私に振り向いてくれないんだから。



両想いなんて夢のまた夢だってわかっているけど、この気持ちは決して軽いものなんかじゃない。


他の恋する女の子達と一緒だよ。


相手が教師なんて関係ないくらい、好きで見てほしいって思うんだよ。一番になりたいって思うんだよ。



…夏目先生のこと好きでいて何が悪いんだ。


私の大切な想いを否定された気がして、悲しかった。



「何があったのかは知りませんが、泣いている工藤さんなんて工藤さんらしくありませんよ。いつもみたいに何があってもめげない工藤さんでいてください」