……マーガレット殿下がこんなにもジョシュア殿下の結婚について真剣にお考えになるとは思わなかったわ。
そこまで仲良し姉弟には見えなかったけど、やっぱり姉として気になるのかしら。
まぁ、殿下の妻は将来の王妃になるわけだから、気になって当たり前か。
でも、それなら殿下の好みを教えてくださればいいのに……。
少し恨みがましい気持ちを抱えながらマーガレット王女の様子を見守っていると、王女がハッとしてこちらを向いた。
「さっき、ジョシュアがどんな方の提案も却下すると言っていたわね?」
「はい」
「あなたが『この方を妃候補にどうですか?』と、直接ジョシュアに提案しているということ?」
「? はい」
「はぁーー……なるほど。だからジョシュアはあんなに不機嫌だったのね」
「えっ」



