「ジョシュア殿下? いったいどう──」
「今、なんて言った?」
「はい? えーーと、『ジョシュア殿下、どうされたのですか?』と」
「違う。その前!」
その前? 私、何を言っていたかしら?
…………あっ!
「もしかして、『殿下はどんな女性が好きかしら』……ですか?」
「それだ。なんでそんなことを?」
「それは……」
なんだか殿下、少し嬉しそう?
問いただされているような迫力はあるものの、威圧感などは全く感じない。
それどころか、いつもよりも少しだけ声が浮かれているような気がする。
もしかして、妃候補選定のことをご存知なのかしら?
好みを聞いてほしいと思ってたとか?
「今、なんて言った?」
「はい? えーーと、『ジョシュア殿下、どうされたのですか?』と」
「違う。その前!」
その前? 私、何を言っていたかしら?
…………あっ!
「もしかして、『殿下はどんな女性が好きかしら』……ですか?」
「それだ。なんでそんなことを?」
「それは……」
なんだか殿下、少し嬉しそう?
問いただされているような迫力はあるものの、威圧感などは全く感じない。
それどころか、いつもよりも少しだけ声が浮かれているような気がする。
もしかして、妃候補選定のことをご存知なのかしら?
好みを聞いてほしいと思ってたとか?



