「なんでセアラがそう解釈したのか知らないが、それは違う」
「そうなのですか?」
「ああ。女性の肌の露出を喜ばない男なんているはずないだろ」
「…………」
それはそれで……なんだか嫌な感じだわ……。
一瞬ジョシュア殿下を軽蔑した目で見てしまった気がするけれど、すぐに気を取り直して尋ねる。
「では、何が嫌だったのですか?」
「嫌とかじゃなくて、少し気まずかっただけだよ」
「気まずい?」
「ああ。……好きな女のこんな姿を近くで見たら、さすがに俺だって気まずくもなるよ」
そう言いながら、ジョシュア殿下は私の顔にかかった髪をそっと耳にかけた。
暗い夜空の下、会場から漏れる明かりに照らされた殿下の頬は少しだけ赤くなっているように見える。
好きな……女って……。



