これは私だって最初は驚いたもの。
潔癖気味の殿下なら、拒否反応が出てしまっても無理もないわね。
だからこのドレスを処分しろなんて言ったのかしら?
「申し訳ございません、殿下。そんなにも女性の肌の露出を嫌っているだなんて、知りませんでした」
「……肌の露出を嫌ってる?」
少しだけ顔をこちらに向けた殿下から、何か釈然としないような声が出る。
「私は殿下の少し後ろを歩くように気をつけますので、できるだけこちらを見ないようにしていただければ……」
「待て待て。何を言ってるんだ?」
「え? 殿下が私を見ないようにする方法です。女性の肌の露出がお嫌いなんですよね?」
「…………」
私の質問を聞いて、ジョシュア殿下は「はあーー……」っと大きなため息をついた。
呆れているのか片手で自分の頭を押さえている。



