「そんな抽選みたいな感覚で来てたんですか?」
スーツケースを開いて荷物を出した。
ここにいられるのはあとどれ位だろうか。
そう言えばここはあまり汚くない。
「拓海くん、ここあんまり汚くないですよね。どうしてですか?」
「前のアパートと近かったから、ちょくちょく掃除に来てたんだよ。だから綺麗なの」
拓海くんはソファに座り込んだ。
数時間車を運転していたから相当疲れたはずだ。
それと心にかかる負担も。
「寝ていいですよ、なんかあったら起こします」
「ほんと?もし警察来たらどうする?」
「……その時はその時です」
「うわそれ怖いわ」
とか何とか言っていたけど、結局は安心してすぐに眠っていた。
最初のアパートと少し雰囲気が似ているせいもあるのだろう。
それが余計にわたしたちを落ち着かせて、時に油断させる。
わたしは閉じられていたカーテンをこっそり開けて窓の外を見た。
スーツケースを開いて荷物を出した。
ここにいられるのはあとどれ位だろうか。
そう言えばここはあまり汚くない。
「拓海くん、ここあんまり汚くないですよね。どうしてですか?」
「前のアパートと近かったから、ちょくちょく掃除に来てたんだよ。だから綺麗なの」
拓海くんはソファに座り込んだ。
数時間車を運転していたから相当疲れたはずだ。
それと心にかかる負担も。
「寝ていいですよ、なんかあったら起こします」
「ほんと?もし警察来たらどうする?」
「……その時はその時です」
「うわそれ怖いわ」
とか何とか言っていたけど、結局は安心してすぐに眠っていた。
最初のアパートと少し雰囲気が似ているせいもあるのだろう。
それが余計にわたしたちを落ち着かせて、時に油断させる。
わたしは閉じられていたカーテンをこっそり開けて窓の外を見た。


