オメガ(Ω)の悪魔:特別で存在自体が珍しい。
クロザマ・ヤミ(127)
アルファ(α)の吸血鬼:リーダーシップで、カリスマ級。頭が良い。
朱沙 首魔(あかさ くびま)(228)
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『やっと、見つけた……君がオメガの吸血鬼なのか?それともアルファの吸血鬼なのかな?どちらにせよ、君の存在価値はとても貴重で特別なんだよ。
……俺のモノに、なってくれるね?』
『はぁ?何言っちゃってるの、俺普通のベータなんだけど』
『これでもかな?』
『それ、そっくりそのまま返すよ』
俺は、甘ったるい匂いを体から出した。
すると、目の前に居る悪魔がその場に膝を着いた。
そして……顔を上げると_______
トローンとした目、口からヨダレが垂れて気持ち悪い顔。
『そら見ろ、言わんこっちゃっない』
俺は、ソイツに近寄り……顎クイをした。
『どうされたい?犯されたい?決めてよ』
『……お願いします……ッ///俺を……///犯して……ください……ハァ///』
『うん、よく出来ました……』
……って、なるはずなんだけど______
クラ〜……ドサ
俺の力が強くて自分を自分でダメにしてしまった……
今目の前にいるコイツは俺を下にしている。
「驚いたか、吸血鬼。俺はな、オメガだがアルファ寄りのオメガなんだ。思い知ったか?
それで、お前は……オメガよりのアルファなんだよ。さぁ〜見せておくれ?犯されたい顔を」
「……チッ///(体が、言うことを効かねぇ……クソっ!)」
体が、コイツを欲しがっている。
コイツが欲しい。
「ァ……クマ……///ッ」
「クロザマって、言ってくれないかな〜?」
「くろ……ざまッ」
「なんだァい?///朱沙くん」
「くろ……ざまッが……///欲しいッ」
「よく言えました〜♡♡、」
(ヤッバ……///どんどん奥底に堕ちていく____)
✞ღ✞
__________……
「……ん?」
「お目覚めか?朱沙」
俺はクロザマとベットの中で一緒に居た。
むしろ、裸で。
俺は腕で目を覆った。
「✗✣✰ℰ……///」
「なに?聞こえない。もっと、ハッキリと話せ」
と、クロザマは俺の腕をどかして……俺に顔を近づけた。
「〜〜〜?!」
カッコ……よす過ぎるだろ!コノヤロ!
chuu…
そして……俺は、頬を赤く染めたのだった。