そして、膝の上に頭を乗っけられた。



「眠いから寝る。適当に一時間目終わったあたりで起こせ」


「え、ちょ、ここで寝ないでよ…!」



慌てて天峰くんをどかそうとすると、なぜかぷっと噴き出された。



「ははっ、顔真っ赤」


「な…っ、だってこういうことされたの初めてだし、普通こうなるでしょ…!」


「へー初めてなんだ?」



天峰くんが下から覗き込むようにじっと見つめてきて、その視線に耐えられなくなりそっぽを向く。



「…うるさいっ」


「はは、可愛いかよ」