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宿舎に着いたら早速班活動、ということで、班ごとに分けられた席に座り、アクティブラーニングが始まった
「せっかくの修学旅行なのにシャーペン持って話し合いかよ〜」
だるそうにペン回しをする原。
たしかに、修学旅行という感じはしなく、プレゼンを主にこの班で作らなければならないので、それに向けての準備という感じだった。
「まあまあ、さっさと終わらせて残りの1日くらい遊びにすればいいでしょ?」
と由華。
「なにそれ天才っ!!」
青葉が目を輝かせている。
原もその言葉でやる気が出たのか、少し前のめりになった。
「えーと項目が4つあるから、1項目2人ずつで!ルーレットで割り振るね」

