先生、それは✗✗です…!

「そんなに気になるってことは、もうそれ鳥羽先生のこと好きじゃん」

「はっ!?…好き…!?」


お箸が滑って、タコさんウインナーが逃げ出す。


「もう…紗穂、なに言って――」

「あたしは応援するからね♪」


わたしにウインクする紗穂。


「とりあえず、なくるも鳥羽先生にお弁当作ってみたら?」


突拍子もない紗穂の発言に、今度はご飯を喉に詰まらせるわたし。


「…なっ、なんでそうなるの」

「だって林間学習で助けてもらったお礼、まだしてないんでしょ?」


その言葉に、わたしはこくんとうなずく。


「なにあげたらいいかわからないし…。なに好きとかもわからないし…」

「だったらちょうどいいじゃん、お弁当!」


紗穂があまりにもしつこく言うものだから――。


次の日、わたしは鳥羽先生にお弁当を作ってみた。