先生、それは✗✗です…!

「鳥羽先生〜!これどうぞ〜♪」

「早起きして作ってきたんです!食べてくださいっ♪」


そう。

鳥羽先生へのお弁当作りだ。


鳥羽先生は、いつもコンビニ弁当。

それを知った女の子たちが、鳥羽先生に手作りお弁当を持ってきて渡し始めるようになったのだ。


大の大人の鳥羽先生でも、さすがにそんなに食べれないでしょ…と思うくらい、毎日いろんな女の子からお弁当を渡されている。


「こんなことされても困るから」


と言いつつ、毎日押しつけられたお弁当を受け取る鳥羽先生。

しかも、放課後には中身が空になったお弁当箱を返してくれるのだとか。


「…なんだかんだ言って、結局喜んで全部食べるんだから」


今日も廊下でお弁当を受け取る鳥羽先生の姿を教室から横目で見ながら、わたしは自分のお弁当に入っていたタコさんウインナーを口へと運ぶ。