あいくちゃんが予約してくれている、今日の食事会の場であるチーズ専門店のダイニングバーには興味があった。
だから――。
「わかったよ。終わってすぐに帰ってもいいなら」
あいくちゃんのお願いを引き受けることにした。
「それはもちろん!なくるちゃん、まだ未成年だしね」
「もう明日で成人だよ」
明日の4月3日で、わたしは18歳。
つまり、成人の仲間入りだ。
「それじゃあ、今から準備するね」
「ありがとう〜、なくるちゃん!」
年上の男の人との食事会はあまり乗り気にはならないけど、あいくちゃんのこのほっとした顔を見たら仕方ないなと思っちゃう。
それに、『社会人経験』という名目として行ってみるのも悪くないのかもしれない。
* * *
待ち合わせのチーズ専門店のダイニングバーにあいくちゃんと向かう。
だから――。
「わかったよ。終わってすぐに帰ってもいいなら」
あいくちゃんのお願いを引き受けることにした。
「それはもちろん!なくるちゃん、まだ未成年だしね」
「もう明日で成人だよ」
明日の4月3日で、わたしは18歳。
つまり、成人の仲間入りだ。
「それじゃあ、今から準備するね」
「ありがとう〜、なくるちゃん!」
年上の男の人との食事会はあまり乗り気にはならないけど、あいくちゃんのこのほっとした顔を見たら仕方ないなと思っちゃう。
それに、『社会人経験』という名目として行ってみるのも悪くないのかもしれない。
* * *
待ち合わせのチーズ専門店のダイニングバーにあいくちゃんと向かう。



