微熱愛でいいから、ちょうだい

恋愛(学園)

天海ゆわ/著
微熱愛でいいから、ちょうだい
作品番号
1719038
最終更新
2024/04/24
総文字数
12,997
ページ数
31ページ
ステータス
未完結
PV数
1,979
いいね数
4


幼なじみって境界線
できることなら、壊したい。


*.*.*



「すきだよ」

「はいはい」

「すきなんだってば」

「知ってる」


瑶くんの微笑みひとつで
今日もご飯が美味しいです。
あ、でもできたら、愛も少しください。

…─ character No.1─…
灯織 莉乃(ひおり りの)





「莉乃、服着ろ、ふく」

「…やだ」

「コノヤロウ」


へそを曲げると言うことを聞かない。
幼なじみの莉乃の相手は意外と大変。
ま、長い付き合いだし、面倒くらい見てやるよ。

…─ character No.2─…
笹原 瑶(ささはら よう)





「……あたしのバームクーヘン、食べたの、春舞でしょ!?」

「せいかーい」

「こらあっ」


寝ても覚めても喧嘩ばかり。
雑な扱いしかしてこないこの男は
悲しくも、あたしの幼なじみだ。

…─ character No.3─…
乙坂 穂実(おつさか ほのみ)





「今日、俺とおまえのふたりだから」

「はあ? なんで!?」


大口を開けて反抗するくせに
寝てる時は嘘のように静か。
間抜けな穂実はどうせ、なんにも気づきやしない。

…─ character No.4─…
糸井 春舞(いとい はるま)



*......*



100%なんて望まない。

ふりかける愛の7分の1くらい。

火傷するほど熱くなくていい、微熱でいいから分けてくれたら


たぶん、 それだけで
今日も幸せだ。



:



だから、ねえ




「わたしにドキドキしてほしい」

「……その口、いっかい塞がなきゃ、わかんねーの?」



「なんでそんな、むすっとしてんの?」

「俺、おまえのせいで彼女いないの」




.。○ 微熱愛でいいから、 ちょうだい





(表紙は模索中なので、変更あるかもです)



この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop