悪魔なあなたと結婚させてください!

これ以上痩せるのは難しい。
ガリガリになってもそれは美しくない。

今の体重がちょうどいいくらいのはずだった。
肌も髪も以前より艷やかで、みんなが褒めてくれる。

そこまで変化した自分がダメだというなら、今までの努力は一体なんだったのか。

「見た目が変わっただけで、中身はほとんど変わってない」
「なによ、それ……」

ここまでキレイになったのにそれを拒絶された気がした。
アレクが言うから頑張ってきたのに、その努力が無駄になった気がした。

幸は拳を強く握りしめてアレクを睨みつけた。
「今のお前は……もしかしたら以前よりも醜いかもしれない」