そろそろと目を開けてみると個室のドアが開いていて、和美と朋香が頭からずぶ濡れになっているのがわかった。 青いバケツはふたりの真ん中くらいで転がっている。 「なにがあったの?」 そう質問する幸に、ふたりは呆然としたまま返事をしなかったのだった。