『BL』一度死んだ僕ですが恋をしてもいいですか

「2人で呑むなんて、久しぶりだねぇ〜」
肩まで伸ばした金髪を揺らしながら、竜はビールをぐいっと喉に流し込みながら、呑気に話しかける。
「まぁな」
と軽い返事を返して、翻羽も手に持っていた熱燗をぐっと煽った。
「そういえば翻羽、今日お見合いだったんじゃないの?
どうだった?可愛かった?オレにも紹介してよ〜」
顔をにやけさせながら、首を傾ける竜。
「もう酔っ払ったのかバカヤロー、そんなんいつも通りバックれたよ...」
呆れながらも翻羽は続けた。

「俺が好きなのはアイツだけだよ」

「翻羽は、ほんと一途だよね〜。かぐちゃんの墓参りも欠かさないしさ、いい男すぎて眩しいわ〜」
「うるせぇ、ほっとけ」
そしてまた熱燗を煽った。
「どっかにかぐちゃんみたいないい子、いればいいのにね〜」
笑いながら、そして辺りをきょろきょろと見渡す。
「いるわけねぇだろ...」
と呆れながらも、切れ長の瞳を寂しそうに揺らし笑う翻羽。

ふと後ろに目を向けたその時だった。