「みーちゃんには頭が上がらないよ。いつも有斗の世話してくれて、ご飯も作ってくれて、本当にありがとね」
「ぜんぜん。多めにご飯作ることくらいなんてことないし、1人で食べるより楽しかったから」
「有斗に持たせてくれたおかずが仕事終わりの楽しみになってたよ。本当にありがとう」
揃いも揃って仕事人間なわたし達の両親。
けしてわたし達を蔑ろにしてるんじゃないってわかってるから、わたし達2人はみんなの帰りを待っていられたんだよ。
ね、有斗?
「これ、貰って。お礼にもならないけど、大学生活で使ってもらえたらと思って」
「え……」
有斗ママが椅子の後ろから取り出したのは、光沢のある紙袋だった。
わたしでも知っているブランドのロゴが記されていて、わたしは目を白黒させる。
「な、なにこれ! こんなの貰えないよ!?」
「いいからいいから。卒業祝いも兼ねてるから」
半ば強引に手渡された紙袋には同じくブランドのロゴが書かれた布の袋が入っていて、中から黒いリュックが姿を現した。
「可愛い……」
「でしょー!? 見つけた瞬間、これだー!と思って」
「ぜんぜん。多めにご飯作ることくらいなんてことないし、1人で食べるより楽しかったから」
「有斗に持たせてくれたおかずが仕事終わりの楽しみになってたよ。本当にありがとう」
揃いも揃って仕事人間なわたし達の両親。
けしてわたし達を蔑ろにしてるんじゃないってわかってるから、わたし達2人はみんなの帰りを待っていられたんだよ。
ね、有斗?
「これ、貰って。お礼にもならないけど、大学生活で使ってもらえたらと思って」
「え……」
有斗ママが椅子の後ろから取り出したのは、光沢のある紙袋だった。
わたしでも知っているブランドのロゴが記されていて、わたしは目を白黒させる。
「な、なにこれ! こんなの貰えないよ!?」
「いいからいいから。卒業祝いも兼ねてるから」
半ば強引に手渡された紙袋には同じくブランドのロゴが書かれた布の袋が入っていて、中から黒いリュックが姿を現した。
「可愛い……」
「でしょー!? 見つけた瞬間、これだー!と思って」



