断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~

 ん? 何このすんっとした空気?
 何気にユイナ、攻略対象に煙たがられてない……?

「つらいなら生徒会を抜けてもいいんだぞ?」
「え、そんなひどいダンジュウロウせんぱいっ。ユイナだっていっしょうけんめいやってるのにっ」

 あれ? 未希の言ってた話となんか違うぞ? 
 ユイナ、順調にイベントこなして逆ハーレム目指してんじゃなかったっけ?
 ってか、山田、いつまでも匂いかいでんなっ。

「姉上、またここに来てたの?」
「ケンタ。ええ、そうなの、マサトに連れてこられて……」
「菓子、一緒に食おうって思ったんだ!」

 だから空気読め、マサト。お前はお子様かっつうの。

「今日はジュリエッタ嬢を家に招くんだったよね? ここで油売ってて大丈夫?」
「今そのジュリエッタを待っていて……」
「わたくしをお呼びでしょうか?」

 未希、やっと来てくれた!

「ハナコ様、遅くなって申し訳ございません」
「いいのよ。ここでいろいろ良くして頂いていたから」