そうなんだよ。ティッシュを引き寄せるしか能のないわたしにできることなんて限られてるし。
前回はゴミ箱に投げ飛ばす魔法に挑戦したから、次は技をどう進化させるか悩みどころなんだよね。今のところ二連続で飛ばすか、頑張っていっぺんにふたつ入れるかにしようかと思ってるんだけど。
それをいま披露しちゃったら、卒業試験でさらに高みを目指さないといけなくなるわけで。
「魔力の弱いわたくしに、座学の授業以外選択できるわけないじゃない」
「え、なに言ってるんですかぁ。ハナコ様って別に魔力弱くないですよね?」
きょとんとゆいなに言われて。なにソレ嫌味?
って思ったけど、ゆいなってば本気できょとんとしてる。
「なに言ってるのはこっちのセリフよ。わたくしがティッシュしか扱えないのはあなたも知ってるでしょう?」
「知ってますけど……ハナコ様は魔力が弱いっていうより、ムダ使いしてるだけな感じですよ?」
「ムダ使い?」
「なんて言うかハナコ様の場合、釣り糸一本で釣れる小魚をおっきなアミ放り投げて捕まえてくる、みたいな?」
ゆいなにしては分かりやすい例えね。
ってか、わたしの魔力が弱くない!?
前回はゴミ箱に投げ飛ばす魔法に挑戦したから、次は技をどう進化させるか悩みどころなんだよね。今のところ二連続で飛ばすか、頑張っていっぺんにふたつ入れるかにしようかと思ってるんだけど。
それをいま披露しちゃったら、卒業試験でさらに高みを目指さないといけなくなるわけで。
「魔力の弱いわたくしに、座学の授業以外選択できるわけないじゃない」
「え、なに言ってるんですかぁ。ハナコ様って別に魔力弱くないですよね?」
きょとんとゆいなに言われて。なにソレ嫌味?
って思ったけど、ゆいなってば本気できょとんとしてる。
「なに言ってるのはこっちのセリフよ。わたくしがティッシュしか扱えないのはあなたも知ってるでしょう?」
「知ってますけど……ハナコ様は魔力が弱いっていうより、ムダ使いしてるだけな感じですよ?」
「ムダ使い?」
「なんて言うかハナコ様の場合、釣り糸一本で釣れる小魚をおっきなアミ放り投げて捕まえてくる、みたいな?」
ゆいなにしては分かりやすい例えね。
ってか、わたしの魔力が弱くない!?

