断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~

「じゃあ今後の方針は、ユイナと王子をくっつける方向で。それでオッケー?」

 健太とともにうなずいた。なんとしてでもふたりを上手いこといかせちゃる。

「だとすると次は雪山イベントね」
「あ、あのときユイナが言ってたヤツ?」

 必ず参加しろって上から目線で言われたっけ。

「ああ、あのイベントか。そういや今ちょうど生徒会で段取りつけてるな」
「生徒会で?」
「成績優秀な者へのご褒美旅行みたいなモン」
「なんでこの時期に雪山なの?」
「金持ちの道楽、と言いたいところだけど。ぶっちゃけイベントの舞台設定って感じ」

 なるほど。これから暑い時期がやってくるってのに、ホントゆるゆるなゲームだな。

「この雪山旅行はヒロインと王子の距離が近づくイベントが盛りだくさんだから」
「じゃあ邪魔しないよう上手く立ち回らないとだね」
「いちばんのメインイベントは雪山遭難なんだよね」
「えっ!? 定番の裸であっため合う的な?」
「いや、あのゲーム全年齢向けだから。そこまでの展開はないけど、まぁ似たような流れかな」