やば……っ。 俺は反射的に走り出した。 お願いだから間に合ってくれ……。 俺はそう願いながらごちゃごちゃの物置の物をかき分け、落ちそうな点数板へ手を伸ばした。 「……。………え?」 しばらくしてから、篠宮緋彩のキョトンとした声があたりに響く。 下を見ると、無傷な彼女が座り込んでいた。 はぁ……、危ねぇ。 マジ大騒ぎになるところだった……。 「大丈夫?キミ。」 俺はほっと息をつきながら、彼女に問いかける。 ____これが俺と彼女の出会いだった。