「麗ちゃん。……うーん、ちょっとそれはなぁ…家の都合で来れない日とか結構あると思うし…、皆に迷惑かけちゃうから……。」
なんとまぁ、不思議なくらいスラスラと作ったセリフが口から出てくる。
「そっか。でも、それでもいいよ。だから、考えといてね!」
「うん!そうしておくね。」
ニコっと笑って答えた。
まぁ……、頷いたところで私がバスケ部に入るわけがない。
だって、バスケは協力が1番と言っていいほど必要な部活だからだ。
他人を信用なんてできない私がそんなできるわけがない。というか、入りたくもない。
私の返事に麗依ちゃんはニコっと笑って頷くとボールを持って他の先輩の方へ走っていった。
多分、元気が有り余りすぎて休憩時間が終わるまで誰かと1on1をやるのだろう。
この前来たときにやらされたから。
でも……、
麗ちゃんも本当にすごいなぁ。
ふと、心の底からものすごく思った。



