「あ、来たよ!」
私が体育館に行くと、当たり前だけどすでに皆集まっていた。
「お待たせ、ごめんね!麗依ちゃん、他の皆さんも。」
「いいよ〜全然。こっちが頼んだ側だしね。」
といってくれたのは、3年の仲いい先輩。
「緋彩ちゃん、今日もよろしくね!」
「あ、お久しぶりです、知菜先輩!」
2年の先輩とかも挨拶しにきてくれる。
私は笑顔を浮かべて、礼儀正しい子を装った。
「じゃ、始めるよー!」
部長の深沢初夏(ふかさわういか)先輩の掛け声で、部活が始まる。
今日はウォーミングアップをしたあとすぐに、試合をするらしくあっという間に試合が始まった。
……あーあ、面倒だけどそれなりに暴れてこよっかな。
誰にもバレないように、くすっと笑ってからポジションについた。



