いきなりベットに押し倒されて見下ろされる形になって恥ずかしくて顔が熱くなる。



見下ろしている大城くんは妖艶で艶っぽい危険な笑みで笑ってる。


「紅蘭ちゃん付き合ってから驚くほど柔らかくなってたくさん笑顔も見せてくれて変わったよね。
一瞬のキスしただけでも顔真っ赤にしてかわいいし?
まぁ、そんな紅蘭ちゃん見てるだけでも満足だったんだけど。」



なっ。

き、キスとか軽く口に出さないでください!……は、はずかしい……。


「でもさ、彼氏の部屋でベットで待つなんて



…………いい度胸だね?」


耳にささやかれてびっく、体が小さく震えた。


「っぁ……」


それだけでは止まらなくて耳に唇が当たってくすぐったい。


「誘ってきたのは紅蘭ちゃんだからね?

……恥ずかしかってもいつもみたいに止まってあげないから。」


イジワルに笑った顔が近づいてきて、気づいた時には唇が重なっていた。





「んんっ………!」

「くちあけな?」


く、口?

何が何だかわからなくて混乱していると大城くんの指が私の口を開けてきた。

「ふぁ……っ、ぁん。」


同時になにかが入ってきた。


「や……っ。おおじょ、くん。」


甘い熱が口の中を走り回って。


何だろう。この気持ち………。


「………苦しい?」


息ができなくて苦しいのに、気持ちがいい。
ずっとこの熱に溺れていたいと思ってしまう。


「んぅ………くる……し。」

「…………もー、ほんとかわいくてたまんない。
紅蘭ちゃんが俺の理性壊すようなことするからだよ?
どーしてくれんの?」


さそった?誘ったってどいうこと。


「やぁ…………っ。」


降り止まないキスにいっぱいいっぱいになりながらもぼんやりと考えていると


「………ぁ!ひゃ………っ。ぁ。」


するりと大城くんの手がお腹に侵入。


「そ………っこ……っやぁ、だぁ、めっ…。ぁ……!」



行ったり来たりと手を這わされるとビクビクッと震えてしまう。

甘い刺激が次々と襲ってきて耐えきれないっ。



「もうっ……、はずかし……っ。」



力が抜け切った手で服の上から暴走している大城くんの手を止める。


するとやっと止まってくれてホッと息をつく。