＊ 物語の背景がわかりやすくなりますので、
ざっと目を通していただけると幸いです ＊
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◆エリアーナ・アビス（エリー）
年齢：１７歳（婚約時１０歳）
髪色：灰紫色 瞳：アメジスト
人の嘘偽りを視読する『国王の眼《め》』として代々国王に仕えるアビス一族に生まれながら、１７歳になってもその異能が発現しなかった。
『王の眼《め》』の異能を家門に取り込もうと、彼女を侯爵家嫡男と婚約・結婚させたジークベルト侯爵家の者たちには「見当違いだった」「無能嫁」だと罵られ、肩身の狭い日々を送る。
『国王の眼《め》』は使えないが、鳥や動物の言葉を聴くことができる、獰猛な動物でも手なづけてしまうなど、ちょっと不思議な力があるみたい。
幼い頃に母親を亡くしており、『クロード・ロジエ』と名乗る謎の人物との手紙のやり取りが心の支えになっている。
◆アレクシス・ジークベルト
年齢：２３歳（婚約時１６歳）
髪色：薄灰色 瞳：青灰色
騎士《ナイト》の称号を持ち、巷では『白薔薇の騎士』の異名で名高いエリアーナの美貌の夫。
ジークベルト侯爵家の一人息子で、小侯爵。アストリア王国・王宮の特異魔法省に出仕しており、冷徹で有能な宰相補佐官としても名を通す。
敷地内の離れに愛人を住まわせており、結婚式当日でさえ７年ぶりに会ったエリアーナの顔を見ようともしなかった。
◆『クロード・ロジエ』
性別：男性
年齢：不詳
素性：不明
エリアーナが心から信頼を寄せる文通相手。
母親を亡くした日、エリアーナが母親に送ろうとした魔法鳩が異空間を彷徨《さまよ》い、クロードの部屋に迷い込んだことから交流が始まった。
エリアーナを長年にわたり支え続ける、彼の正体は……。
◆ルル
母親が遺してくれたエリアーナが大事にしているうさぎの縫いぐるみで、エリアーナの話し相手。
ふわふわの白い被毛を持つ愛らしいうさぎの風合いは、手にしてから十年以上経つというのに少しも古びれない。
実はエリアーナの『守護妖精』の『入れ物』で、エリアーナが呼ぶと動き出して会話を始める。
◆マルクス
アレクシスの愛犬、艶やかな黒毛のドーベルマン。書斎や自室でいつも彼のそばに寄り添うアレクシスの話し相手。
獰猛で主人以外の人間には懐かないが、彼の言葉を聴くことができるエリアーナに甘えて黒い鼻をすり寄せてくる。
時々思いもよらぬアレクシスの言動を暴露し、エリアーナを戸惑わせる。
＊
◆アン・レオノール
年齢：１７歳 （ロッカジオヴィネ学園１１年生）
髪色：赤毛 瞳：ダークブラウン
エリアーナの友人で、風の魔法使い。詩人でありロマンチスト。恋愛したい、恋したい。色恋沙汰大好き。
学園でエリアーナが結婚している事を知る数少ないの友人のひとり。
魔術学校に通っていながら魔法も異能も使えないという、落ちこぼれのエリアーナのことが大好き。
◆レオン・ナイトレイ
年齢：１７歳 （ロッカジオヴィネ学園１１年生）
髪色：黒に近い栗色 瞳：ブルー
エリアーナに想いを寄せる学園の優等生・美貌の貴公子で、最強と呼ばれる雷魔法を使う。
父親は魔法省大臣。
◆ジゼル・レディー・ライラック
年齢：１７歳 （ロッカジオヴィネ学園１１年生）
髪色：パープル 瞳：ローズレッド
魔術学園のマドンナとも呼ばれる美貌の女学生。
地味で目立たぬくせに想い人レオンと仲が良いエリアーナを鬱憤の捌け口にしている。
◆ アネット・モロー
年齢：１６歳 （ロッカジオヴィネ学園１０年生）
髪色：黒 瞳：ルビーレッド
エリアーナと同じ編入生で学園の問題児。意味不明な発言と奇行を繰り返す。
エリアーナとアンは生徒会長から彼女の世話役を頼まれる。
＊
◆ロザンヌ・ローレン・ジークベルト
年齢：４８歳
髪色：宵闇色 瞳：サファイア
アレクシスの実母で、ジークべルト侯爵家の女主人。
アビス一族の異能を家門の繁栄に利用しようと目論むが、エリアーナの異能が芽生えぬことが判明したため、一族に貢献せぬ者としてエリアーナに冷たくあたる。
エリアーヌの異能を発現させるため、ジークベルト家とアビス家の名を伏せ、お忍びでをロッカジオヴィネ魔術学園に通わせている。
古美術品収集家。
◆ジークベルト伯爵（ロナウド・ジークベルト）
年齢：５８歳
髪色：灰色 瞳：黒灰色
アレクシスの実父、大侯爵。
辛辣なジークベルト家の人たちのなかで、エリアーナに優しく接してくれる唯一の人物。
◆アルマ
年齢：２０歳
髪色：プラチナブロンド 瞳：エメラルド
アレクシスの愛人（？）で、侯爵家屋敷の敷地内にある離れに住む美しい女性。謎めいた存在。
◆カイン
年齢：25歳
髪色：朱赤 瞳：金色
特異魔法省に出仕する宰相補佐官のひとり。アレクシスとは職場の同僚であり、親友のような関係。
アレクシスが抱える事情や悩みを知っており、良き相談相手。
ざっと目を通していただけると幸いです ＊
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◆エリアーナ・アビス（エリー）
年齢：１７歳（婚約時１０歳）
髪色：灰紫色 瞳：アメジスト
人の嘘偽りを視読する『国王の眼《め》』として代々国王に仕えるアビス一族に生まれながら、１７歳になってもその異能が発現しなかった。
『王の眼《め》』の異能を家門に取り込もうと、彼女を侯爵家嫡男と婚約・結婚させたジークベルト侯爵家の者たちには「見当違いだった」「無能嫁」だと罵られ、肩身の狭い日々を送る。
『国王の眼《め》』は使えないが、鳥や動物の言葉を聴くことができる、獰猛な動物でも手なづけてしまうなど、ちょっと不思議な力があるみたい。
幼い頃に母親を亡くしており、『クロード・ロジエ』と名乗る謎の人物との手紙のやり取りが心の支えになっている。
◆アレクシス・ジークベルト
年齢：２３歳（婚約時１６歳）
髪色：薄灰色 瞳：青灰色
騎士《ナイト》の称号を持ち、巷では『白薔薇の騎士』の異名で名高いエリアーナの美貌の夫。
ジークベルト侯爵家の一人息子で、小侯爵。アストリア王国・王宮の特異魔法省に出仕しており、冷徹で有能な宰相補佐官としても名を通す。
敷地内の離れに愛人を住まわせており、結婚式当日でさえ７年ぶりに会ったエリアーナの顔を見ようともしなかった。
◆『クロード・ロジエ』
性別：男性
年齢：不詳
素性：不明
エリアーナが心から信頼を寄せる文通相手。
母親を亡くした日、エリアーナが母親に送ろうとした魔法鳩が異空間を彷徨《さまよ》い、クロードの部屋に迷い込んだことから交流が始まった。
エリアーナを長年にわたり支え続ける、彼の正体は……。
◆ルル
母親が遺してくれたエリアーナが大事にしているうさぎの縫いぐるみで、エリアーナの話し相手。
ふわふわの白い被毛を持つ愛らしいうさぎの風合いは、手にしてから十年以上経つというのに少しも古びれない。
実はエリアーナの『守護妖精』の『入れ物』で、エリアーナが呼ぶと動き出して会話を始める。
◆マルクス
アレクシスの愛犬、艶やかな黒毛のドーベルマン。書斎や自室でいつも彼のそばに寄り添うアレクシスの話し相手。
獰猛で主人以外の人間には懐かないが、彼の言葉を聴くことができるエリアーナに甘えて黒い鼻をすり寄せてくる。
時々思いもよらぬアレクシスの言動を暴露し、エリアーナを戸惑わせる。
＊
◆アン・レオノール
年齢：１７歳 （ロッカジオヴィネ学園１１年生）
髪色：赤毛 瞳：ダークブラウン
エリアーナの友人で、風の魔法使い。詩人でありロマンチスト。恋愛したい、恋したい。色恋沙汰大好き。
学園でエリアーナが結婚している事を知る数少ないの友人のひとり。
魔術学校に通っていながら魔法も異能も使えないという、落ちこぼれのエリアーナのことが大好き。
◆レオン・ナイトレイ
年齢：１７歳 （ロッカジオヴィネ学園１１年生）
髪色：黒に近い栗色 瞳：ブルー
エリアーナに想いを寄せる学園の優等生・美貌の貴公子で、最強と呼ばれる雷魔法を使う。
父親は魔法省大臣。
◆ジゼル・レディー・ライラック
年齢：１７歳 （ロッカジオヴィネ学園１１年生）
髪色：パープル 瞳：ローズレッド
魔術学園のマドンナとも呼ばれる美貌の女学生。
地味で目立たぬくせに想い人レオンと仲が良いエリアーナを鬱憤の捌け口にしている。
◆ アネット・モロー
年齢：１６歳 （ロッカジオヴィネ学園１０年生）
髪色：黒 瞳：ルビーレッド
エリアーナと同じ編入生で学園の問題児。意味不明な発言と奇行を繰り返す。
エリアーナとアンは生徒会長から彼女の世話役を頼まれる。
＊
◆ロザンヌ・ローレン・ジークベルト
年齢：４８歳
髪色：宵闇色 瞳：サファイア
アレクシスの実母で、ジークべルト侯爵家の女主人。
アビス一族の異能を家門の繁栄に利用しようと目論むが、エリアーナの異能が芽生えぬことが判明したため、一族に貢献せぬ者としてエリアーナに冷たくあたる。
エリアーヌの異能を発現させるため、ジークベルト家とアビス家の名を伏せ、お忍びでをロッカジオヴィネ魔術学園に通わせている。
古美術品収集家。
◆ジークベルト伯爵（ロナウド・ジークベルト）
年齢：５８歳
髪色：灰色 瞳：黒灰色
アレクシスの実父、大侯爵。
辛辣なジークベルト家の人たちのなかで、エリアーナに優しく接してくれる唯一の人物。
◆アルマ
年齢：２０歳
髪色：プラチナブロンド 瞳：エメラルド
アレクシスの愛人（？）で、侯爵家屋敷の敷地内にある離れに住む美しい女性。謎めいた存在。
◆カイン
年齢：25歳
髪色：朱赤 瞳：金色
特異魔法省に出仕する宰相補佐官のひとり。アレクシスとは職場の同僚であり、親友のような関係。
アレクシスが抱える事情や悩みを知っており、良き相談相手。
