「おっ、皆おはよう!」 翌朝、そう言って結はいつものように教室に入ってきた。 短い髪を立てて、今日も愛用のギターを肩に担いで。 「結、昨日は大丈夫だったの?」 私は慎重に聞いてみる。 意外にも結は、すっきりした!とでもいうようなとびきりの笑顔で 「うん、好きだって言って、これからも良い友達でいようねってことになった」 「告白して良かった?」 私はそう尋ねる。 「うん、良かった。ありがとうね」 結は並びのいい歯を見せて笑う。 私もつられて、二人で笑った。