♢♢♢
あれから入学式が行われ、何事もなく家に帰った。
「水無瀬兄弟、ちょーかっこよくなかった??」
花梨が興奮気味に言った。
「顔が整ってるよね」
花梨と二人でうなずきあう。
「やっぱり、私は右京くんかなぁ。優しくてちょっと面白くて、王子様って感じがする…」
「右京くんに恋しちゃった?」
花梨がうっとりと話すので聞いてみる。
「まっさかー、絶対右京くんは人気者になるもん。そういう胡桃はどーなのよ?」
「…とくにないよ」
花梨はえー、と不満そうな顔をしている。
「まっ、いいや。双子同士、これから話す機会も多いでしょ」
こうして、私達双子の一日の幕が閉じた。
あれから入学式が行われ、何事もなく家に帰った。
「水無瀬兄弟、ちょーかっこよくなかった??」
花梨が興奮気味に言った。
「顔が整ってるよね」
花梨と二人でうなずきあう。
「やっぱり、私は右京くんかなぁ。優しくてちょっと面白くて、王子様って感じがする…」
「右京くんに恋しちゃった?」
花梨がうっとりと話すので聞いてみる。
「まっさかー、絶対右京くんは人気者になるもん。そういう胡桃はどーなのよ?」
「…とくにないよ」
花梨はえー、と不満そうな顔をしている。
「まっ、いいや。双子同士、これから話す機会も多いでしょ」
こうして、私達双子の一日の幕が閉じた。