「……あり、がとう」
拙い感情表現も、麗日は気にせず汲み取ってくれる。
「俺はうるの味方だからな」
麗日の大きな手が頭の上に乗る。
それだけで胸が温かくなるのだから、もしかしたら彼には超能力が備わっているのかもしれないと思った。
「わたしも……麗日の味方だよ」
無意識に出たこの言葉は、本音だった。
わたしのためならなんでも出来ると言ってくれた彼を、わたしも大切にしたい。
矛盾が生まれたとしても、この気持ちに嘘はなかった。
「ん、そっか」
目を細め、ふっと微笑んだ彼は、わたしの頬を優しく撫でた。
そして立ち上がり、ベッドの上に座ると、手招きしてくる。



