1人でやるのは恥ずかしいけど、皆が手を振っているのに紛れれば…
ーー小さく手を振ると湊月くんは気づいて笑みを浮かべてくれた。普段学校では、あまり笑った表情を見せないので周りの子たちは「きゃー!!」と大きな歓声をあげた。
彼の笑顔を見たらわたしも自然に笑みを浮かべていた。
優花里のもとへ戻ろうすると、湊月くん何やら口をパクパクしている。
『が、ん、ば、る』
頑張るか。うん。湊月くん、頑張って!わたしも苦手だけど最後まで頑張るねと、手をこぶしの形にして頑張るポーズをする。
大勢の人がいる体育館はその一瞬だけ2人の空間とかした。時の流れはゆっくりで距離はそれほど近くは無いのに、傍にいるような気持ちになった。
いつもより早い時間に授業を終え、いつものように湊月くんと待ち合わせて帰る。
「体育の時のあれ、気づいてたの?」
「すぐに夢が手を振ってるって分かったよ。今度は大きく振って俺のこと応援してよ?」
「ムリムリ…!あまり、目立ちたくない」
「目立ってもいいじゃん。“俺の彼女が応援してる”って一発で分かるよ?」
「湊月くんのファンの子たちに睨まれるの怖い」
湊月くんが近くに来ただけで視線が痛いほど刺さっていたからなるべく大きな騒動は起こしたくない。
ーー小さく手を振ると湊月くんは気づいて笑みを浮かべてくれた。普段学校では、あまり笑った表情を見せないので周りの子たちは「きゃー!!」と大きな歓声をあげた。
彼の笑顔を見たらわたしも自然に笑みを浮かべていた。
優花里のもとへ戻ろうすると、湊月くん何やら口をパクパクしている。
『が、ん、ば、る』
頑張るか。うん。湊月くん、頑張って!わたしも苦手だけど最後まで頑張るねと、手をこぶしの形にして頑張るポーズをする。
大勢の人がいる体育館はその一瞬だけ2人の空間とかした。時の流れはゆっくりで距離はそれほど近くは無いのに、傍にいるような気持ちになった。
いつもより早い時間に授業を終え、いつものように湊月くんと待ち合わせて帰る。
「体育の時のあれ、気づいてたの?」
「すぐに夢が手を振ってるって分かったよ。今度は大きく振って俺のこと応援してよ?」
「ムリムリ…!あまり、目立ちたくない」
「目立ってもいいじゃん。“俺の彼女が応援してる”って一発で分かるよ?」
「湊月くんのファンの子たちに睨まれるの怖い」
湊月くんが近くに来ただけで視線が痛いほど刺さっていたからなるべく大きな騒動は起こしたくない。



