「何度だって助けるさ。そして君を助けるのはいつだって俺でありたい」
彼が私に向ける眼差しと言葉の温度に、トクンと脈が跳ねる。駆け足の鼓動は、しばらく静まりそうになかった。
「もちろん、君に強力な守りがついているのは分かっているがな」
「え? それってラーラのことですか」
「ああ。実際問題、彼女以上の守りはない」
足もとで今もまだ少しぎこちない空気を漂わせている二匹をチラリと見て首を捻る。
たしかに、今日も私を守ろうと小さな体を張ってくれけれど、繰り出したのは所詮子ネコの肉球パンチだ。若干疑問に思ったが、強力と言うのは彼なりの言葉の綾なのだろうと納得した。
「ただ今日の一件で、グレンバラ公爵が孤児院の後見になっていると思い込んだ方も多かったはずです。そういった意味では、私ばかりでなく孤児院にとっても最強の守護者を得た格好ですが、よかったんですか? 公爵の名前をああも大々的に公表してしまって」
彼が私に向ける眼差しと言葉の温度に、トクンと脈が跳ねる。駆け足の鼓動は、しばらく静まりそうになかった。
「もちろん、君に強力な守りがついているのは分かっているがな」
「え? それってラーラのことですか」
「ああ。実際問題、彼女以上の守りはない」
足もとで今もまだ少しぎこちない空気を漂わせている二匹をチラリと見て首を捻る。
たしかに、今日も私を守ろうと小さな体を張ってくれけれど、繰り出したのは所詮子ネコの肉球パンチだ。若干疑問に思ったが、強力と言うのは彼なりの言葉の綾なのだろうと納得した。
「ただ今日の一件で、グレンバラ公爵が孤児院の後見になっていると思い込んだ方も多かったはずです。そういった意味では、私ばかりでなく孤児院にとっても最強の守護者を得た格好ですが、よかったんですか? 公爵の名前をああも大々的に公表してしまって」



