そうして今、私はお父様と同格の侯爵位を持ち、陛下の最側近でもある高位の使者──エイムズ卿に対し、怯むことなく抗議を訴えようとしていた。
「誤解とはなんですかな? ティーナ様」
同席している両親と姉は、エイムズ卿から飛び出した突然の話とそれに対する私の言動、二重の驚きに声をなくしているようだった。
「私がジェニス殿下と婚姻を結ぶだなんて、絶対になにかの間違いです! 絶対にあり得ません!」
エイムズ卿からもたらされた話はまさに寝耳に水。そんな話題が出たことはないし、そもそも私と殿下は間違ったって婚姻に至るような関係ではない。
ところが、エイムズ卿は私の言葉に首を横に振る。
「いいえ。間違いなどではございません。既に両陛下もこれを了承済み。ジェニス殿下より申し入れを受け、議会でも満場一致の承認が得られております。この婚姻は、決定事項でございます」
「そんなっ!? ですが私は──」
「誤解とはなんですかな? ティーナ様」
同席している両親と姉は、エイムズ卿から飛び出した突然の話とそれに対する私の言動、二重の驚きに声をなくしているようだった。
「私がジェニス殿下と婚姻を結ぶだなんて、絶対になにかの間違いです! 絶対にあり得ません!」
エイムズ卿からもたらされた話はまさに寝耳に水。そんな話題が出たことはないし、そもそも私と殿下は間違ったって婚姻に至るような関係ではない。
ところが、エイムズ卿は私の言葉に首を横に振る。
「いいえ。間違いなどではございません。既に両陛下もこれを了承済み。ジェニス殿下より申し入れを受け、議会でも満場一致の承認が得られております。この婚姻は、決定事項でございます」
「そんなっ!? ですが私は──」



