慎ちゃんも想いを伝えようとしているとわかって興奮してしまう。夏くんは腰を上げて手すりに手をかけ、驚きのため息を漏らした。
「なんだ、あいつらも両想いだったのか。慎太はいいやつだから、俺も安心して秋奈を任せられるな」
「うん。これからはダブルデートになりそうだね」
私も彼の隣に近寄り、同じように手をかけて夜景を眺める。関係が変わっても四人で集まって楽しめたらいいなと口元を緩めていると、ふと視線を感じて彼を見上げた。
「俺はもっと天乃とふたりきりでデートしたい」
甘さを含んだ瞳と視線が絡まり、可愛らしいひと言にもキュンとする。もちろん私も同じ気持ちなので、「これからたくさんしよう」と言って微笑んだ。
病気がよくなって、夏くんのお嫁さんになる夢まで叶えられたらもう満足だと思っていたのだが、人というのは貪欲な生き物だとつくづく思う。
「やりたいことを挙げだしたらキリがないね。簡単でいいから結婚式もしたいし、新婚旅行も行きたいし、あと……」
気になっていたことを思い出し、ぱっと夏くんのほうを振り仰ぐ。
「私、赤ちゃん産めるかな? いつか夏くんとの赤ちゃんが欲しい」
あけっぴろげに言うと、彼は目を丸くした。
「なんだ、あいつらも両想いだったのか。慎太はいいやつだから、俺も安心して秋奈を任せられるな」
「うん。これからはダブルデートになりそうだね」
私も彼の隣に近寄り、同じように手をかけて夜景を眺める。関係が変わっても四人で集まって楽しめたらいいなと口元を緩めていると、ふと視線を感じて彼を見上げた。
「俺はもっと天乃とふたりきりでデートしたい」
甘さを含んだ瞳と視線が絡まり、可愛らしいひと言にもキュンとする。もちろん私も同じ気持ちなので、「これからたくさんしよう」と言って微笑んだ。
病気がよくなって、夏くんのお嫁さんになる夢まで叶えられたらもう満足だと思っていたのだが、人というのは貪欲な生き物だとつくづく思う。
「やりたいことを挙げだしたらキリがないね。簡単でいいから結婚式もしたいし、新婚旅行も行きたいし、あと……」
気になっていたことを思い出し、ぱっと夏くんのほうを振り仰ぐ。
「私、赤ちゃん産めるかな? いつか夏くんとの赤ちゃんが欲しい」
あけっぴろげに言うと、彼は目を丸くした。



