煙たそうな顔をする夏くんの言う通り、親友を弄る慎ちゃんの姿が簡単に想像できて笑えた。けれど、彼は誰かを嫌な気持ちにさせるようなことをする人ではないと、夏くんもわかっているはず。
「なんて、慎ちゃんもすごく祝福してくれてるから、きっとけなすようなこと言わないよ。慎ちゃんこそ、早く秋奈に告白しなよって感じだし」
「秋奈に告、白…………秋奈!?」
ギョッとして繰り返す彼にまた笑ってしまった。色恋沙汰には鈍感な夏くん、やっぱりふたりの両片想いには気づいていなかったらしい。
まあ、ふたりともこれまでに付き合った人は何人かいたから、気づかなくても無理はない。私もはっきり打ち明けられたわけじゃなかったのだから、つい数日前まで。
先日秋奈がここへ遊びに来た時に、私の病気の一件があってから、いつなにが起きるかわからないから想いは伝えていかなきゃいけないと感じたと話してくれたのだ。
それを夏くんに教えると、思い当たることがあったようで目線を宙にさ迷わせる。
「そういえばこの前、慎太が同じようなことしみじみと言ってたな。あれは秋奈に告白しようっていう意気込みみたいなもんなのか」
「そうなんだ!? じゃあ、カップル成立するのも時間の問題じゃん!」
「なんて、慎ちゃんもすごく祝福してくれてるから、きっとけなすようなこと言わないよ。慎ちゃんこそ、早く秋奈に告白しなよって感じだし」
「秋奈に告、白…………秋奈!?」
ギョッとして繰り返す彼にまた笑ってしまった。色恋沙汰には鈍感な夏くん、やっぱりふたりの両片想いには気づいていなかったらしい。
まあ、ふたりともこれまでに付き合った人は何人かいたから、気づかなくても無理はない。私もはっきり打ち明けられたわけじゃなかったのだから、つい数日前まで。
先日秋奈がここへ遊びに来た時に、私の病気の一件があってから、いつなにが起きるかわからないから想いは伝えていかなきゃいけないと感じたと話してくれたのだ。
それを夏くんに教えると、思い当たることがあったようで目線を宙にさ迷わせる。
「そういえばこの前、慎太が同じようなことしみじみと言ってたな。あれは秋奈に告白しようっていう意気込みみたいなもんなのか」
「そうなんだ!? じゃあ、カップル成立するのも時間の問題じゃん!」



