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病気になってから、眠るのが無性に怖くなった。
もしもこのまま目を覚まさなかったらどうしよう。そんなことにはならないとわかっていても、どうしても考えずにはいられなかった。
でも、眠る前にあなたの顔を見て、声を聞けたらそれだけで、これが最後だとしても幸せなんじゃないか。
そう思えるようになったのは、あなたが無償の愛を与えてくれるから。
……だけどやっぱり、できることなら明日も目を合わせて、愛してると伝えたい。
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