暗くて仕切られた席なのをいいことに胸にすり寄ったままでいると、頬に手をあてがわれ、切なくも熱っぽい瞳で覗き込まれる。
「今夜、お前を手離したら絶対に後悔する。朝まで俺のそばにいて」
好きな人からこんなに求める顔をされて、拒めるほどの度胸は持ち合わせていない。承諾の意味を込めてもう一度ぎゅっとしがみついた。
しかし彼はふっと小さく笑い、「違う。もっとだよ」と低く甘ったるい声で私の鼓膜を揺らした。
──もっと、そばに。
こんなにくっついている私たちの間にあるのは、お互いの衣服だけ。それすらも邪魔だと言わんばかりの彼に、耳にキスをされ鼓動が乱される。
私が彼のものになれる日は二度と来ないかもしれない。今夜だけ、すべて忘れて彼に愛されたい。その本能が勝って理性が崩れていく。
もうどうなってもいいと本気で思い、視線が絡まると共に近づいてくる唇を抗うことなく受け入れた。
「今夜、お前を手離したら絶対に後悔する。朝まで俺のそばにいて」
好きな人からこんなに求める顔をされて、拒めるほどの度胸は持ち合わせていない。承諾の意味を込めてもう一度ぎゅっとしがみついた。
しかし彼はふっと小さく笑い、「違う。もっとだよ」と低く甘ったるい声で私の鼓膜を揺らした。
──もっと、そばに。
こんなにくっついている私たちの間にあるのは、お互いの衣服だけ。それすらも邪魔だと言わんばかりの彼に、耳にキスをされ鼓動が乱される。
私が彼のものになれる日は二度と来ないかもしれない。今夜だけ、すべて忘れて彼に愛されたい。その本能が勝って理性が崩れていく。
もうどうなってもいいと本気で思い、視線が絡まると共に近づいてくる唇を抗うことなく受け入れた。



