「また同じこと言ってる」
「あ」
クスッと笑って言われ、そういえばそうだったとパーティーの時の会話を思い出す。同時に『俺は好きだよ』というひと言も蘇ってきて、胸がくすぐったくなった。
そんな私を愛でるような瞳で見つめる彼は、ふいにその手を伸ばしてくる。口の端に親指が触れたかと思うと、その指を自らの口へ運んだ。
どうやら私の口にクリームがついていたらしい。ちゅ、と音を立てて親指を舐め、「甘いな」と口角を上げる彼がやけにセクシーで目が離せなくなる。
「俺にもちょうだい」
「あ、うん」
つい見惚れていた私は、はっとしてクレープを差し出した。私の手ごと持ち上げてひと口食べた彼は、ぺろりと舌を出して唇を舐める。その姿もやたら官能的で心臓に悪い。
あまり意識しないようにしていたのに、ちょっとしたことで動揺してしまう。こんな恋人同士みたいなこと、以前は絶対できないと思っていた。病気がきっかけでできたなんて、すごく複雑な気分だ。
それからも、しっかり休憩しつつ通天閣や大阪城へ行き、時間の許す限り大阪観光を堪能した。
通天閣にいるビリケンさんの足を撫でると願いが叶うというので、もちろん撫でて〝健康になって長生きできますように〟と願ったのは言わずもがな。
「あ」
クスッと笑って言われ、そういえばそうだったとパーティーの時の会話を思い出す。同時に『俺は好きだよ』というひと言も蘇ってきて、胸がくすぐったくなった。
そんな私を愛でるような瞳で見つめる彼は、ふいにその手を伸ばしてくる。口の端に親指が触れたかと思うと、その指を自らの口へ運んだ。
どうやら私の口にクリームがついていたらしい。ちゅ、と音を立てて親指を舐め、「甘いな」と口角を上げる彼がやけにセクシーで目が離せなくなる。
「俺にもちょうだい」
「あ、うん」
つい見惚れていた私は、はっとしてクレープを差し出した。私の手ごと持ち上げてひと口食べた彼は、ぺろりと舌を出して唇を舐める。その姿もやたら官能的で心臓に悪い。
あまり意識しないようにしていたのに、ちょっとしたことで動揺してしまう。こんな恋人同士みたいなこと、以前は絶対できないと思っていた。病気がきっかけでできたなんて、すごく複雑な気分だ。
それからも、しっかり休憩しつつ通天閣や大阪城へ行き、時間の許す限り大阪観光を堪能した。
通天閣にいるビリケンさんの足を撫でると願いが叶うというので、もちろん撫でて〝健康になって長生きできますように〟と願ったのは言わずもがな。



