教室に入ってきたのは、幼馴染の蓮斗。 家が近いのと母親同士仲が良いのもあり、私たちも自然と話すようになって十年。 幼馴染とはいえ特別仲が良いわけでもなく、会えば日常会話をする程度。 それに私が話す間もないぐらい、どこに居ても女子が集る。