「見ないでよ…」 「見せてたのは、どこの誰だよ」 〝俺の好みだった〟と、いやらしい表情で、私が座る机の椅子に座る蓮斗。 「蓮斗の好みとか、変な趣味に興味ないし」 「年頃の男の子って言ってよ。みんないつもこんなんだよ。女子のスカートの中は誰だって見たい」 「気持ち悪っ。今の話しないでよ」 「ははっ(笑)大丈夫だよ。あこは標的にされないように庇うから」