俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛

廉也さんは私の方に振り返り「俺じゃなく、健志を選んだのか、答えろ、みゆ」と声を荒げた。

俺はわかっていた、みゆはそんな女ではない事を……

でも、健志と抱き合っていた光景に嫉妬の炎が燃え上がった。

みゆは俺のこと、会社のことを考えて、身を引こうとしている。

でももし本当に俺が振られたんだとしたら、みゆとの結婚で会社が危機を脱することが出来ることなど、言えるわけがない。

俺に愛情がなくとも、俺との結婚を選ぶだろう。

俺はみゆと愛し合いたいんだ、偽りの愛はいらない。

その時、みゆが口を開いた。

「麗子さんと幸せになってください、私はもう廉也さんを愛していません」

衝撃的な言葉が、俺の心を引き裂いた。

俺はみゆをその場に残し、東京に戻った。

それからみゆは健志と共に与那国島で生活を続けた。

俺は東城氏の元へ向かった。

契約をするためではなく、俺がみゆに振られた事を説明するために……

「何、みゆちゃんに振られただと?」