「……それで結局、アメルタの部屋に手がかりはなかったということか?」
「ええ、そういうことになりますね……」
お母様の部屋の調査は、衝撃的な事実は判明したものの当初の目的であった彼女の行き先の手がかりは発見できなかった。
どうやらお母様は、今回の浮気に関しては特に証拠を残していないらしい。
私の生まれに関して残したのは、娘に関することだったからだろうか。あれでも、一応娘のことは愛していたはずだ。私を気遣ったと考えてもいいだろう。
「さて、色々とあったがお前達に伝えなければならないことがある」
「あ、はい。なんですか?」
「エルヴィー侯爵から手紙が届いたのだ。流石に非常事態故に、あちらの対応も迅速だったらしい」
「なるほど……」
そこでお父様は、机の上にある手紙を私に渡してきた。
「ええ、そういうことになりますね……」
お母様の部屋の調査は、衝撃的な事実は判明したものの当初の目的であった彼女の行き先の手がかりは発見できなかった。
どうやらお母様は、今回の浮気に関しては特に証拠を残していないらしい。
私の生まれに関して残したのは、娘に関することだったからだろうか。あれでも、一応娘のことは愛していたはずだ。私を気遣ったと考えてもいいだろう。
「さて、色々とあったがお前達に伝えなければならないことがある」
「あ、はい。なんですか?」
「エルヴィー侯爵から手紙が届いたのだ。流石に非常事態故に、あちらの対応も迅速だったらしい」
「なるほど……」
そこでお父様は、机の上にある手紙を私に渡してきた。



