「美味しい!このいちごホイップすごく美味しいよ!五十嵐くんのチョコバナナも美味しそうだね」
「ああ、うん。美味しいよ。…食べる?」
「え、いいの!ありがとう」
冗談で言ったつもりなのに星野さんがまだ口のつけていない部分をパクりと食べてきて、近づいた拍子にふわっと柔軟剤の甘い香りが鼻をかすめた。
「んーこっちも美味しいね。あ、私のもいる?」
「あ、ううん、大丈夫…」
食べる代わりに星野さんの頰についていたホイップクリームを親指で取ってあげる。
「あ、ありがとう…」
恥ずかしそうに頰を赤く染める星野さんが可愛くて、思わずふっと微笑む。
「…俺ね、今まであまりいいとは言えない女関係築いてきちゃったの。来るもの拒まずっていうか、俺のこと好きって言ってくれてるのに断れなかったんだ。恋愛とかよくわかんなかったし、断る理由もなかったからそのままズルズルと好きでもない女の子と遊んで」
どうせもう汚い俺を知っているんだから、星野さんにはちゃんと俺の口から話したかった。
「でも、もうやめようと思ったんだ。えっと、やめようと思ったきっかけがあってね。変わりたいって思ったんだ」
星野さんに好きだと伝えられたら簡単なのに。
だけどできない。あんなになんとも思っていない女の子達には言えたのに、好きな人には“好き”のたった二文字も言えない。
「そうなんだ。過去は変えられないけど、きっと五十嵐くんにも大切な誰かがちゃんとできると思うよ。だから、私は五十嵐くんが決めたことを応援する」
「ああ、うん。美味しいよ。…食べる?」
「え、いいの!ありがとう」
冗談で言ったつもりなのに星野さんがまだ口のつけていない部分をパクりと食べてきて、近づいた拍子にふわっと柔軟剤の甘い香りが鼻をかすめた。
「んーこっちも美味しいね。あ、私のもいる?」
「あ、ううん、大丈夫…」
食べる代わりに星野さんの頰についていたホイップクリームを親指で取ってあげる。
「あ、ありがとう…」
恥ずかしそうに頰を赤く染める星野さんが可愛くて、思わずふっと微笑む。
「…俺ね、今まであまりいいとは言えない女関係築いてきちゃったの。来るもの拒まずっていうか、俺のこと好きって言ってくれてるのに断れなかったんだ。恋愛とかよくわかんなかったし、断る理由もなかったからそのままズルズルと好きでもない女の子と遊んで」
どうせもう汚い俺を知っているんだから、星野さんにはちゃんと俺の口から話したかった。
「でも、もうやめようと思ったんだ。えっと、やめようと思ったきっかけがあってね。変わりたいって思ったんだ」
星野さんに好きだと伝えられたら簡単なのに。
だけどできない。あんなになんとも思っていない女の子達には言えたのに、好きな人には“好き”のたった二文字も言えない。
「そうなんだ。過去は変えられないけど、きっと五十嵐くんにも大切な誰かがちゃんとできると思うよ。だから、私は五十嵐くんが決めたことを応援する」

